2013年2月17日(日)
2日前の金曜の夜、町では冷たい雨でしたが山では雪が降ってたようです。
土曜日朝、出勤の電車の中できれいに白くなった山頂が見えました。その時、明日は山頂まで行こうと思いました。今日は登山靴ではなくいつもの履き馴れたトレランシューズで、雪道で必要になると思いスパイクを持っていくことにしました。
話は変わりますが今何故か井上堯之(知ってる?)にハマっていて先週白石谷に行った時は頭の中で「青春の蹉跌」のテーマが四六時中流れていました。それで今日は「一人 I STAND ALONE」が頭に流れていて歌ったりしながら歩いてました。テレビドラマの「傷だらけの天使」の最終回の最後に流れていた『チュチュチュチュチュチュ ひとり だけで ただ あるく〜』というやつです。という訳で今日もひとりさびしくただ歩きました。
ロックガーデンを進んでると、あちらこちらから小さな石が崩れ落ちる音が聞こえました。冬は花崗岩が脆くなるようです。少し岩肌をたたいても崩れ落ちます。
岩を出来るだけ崩さないように注意してロックガーデンを進みます。
七曲がりに出るには、雨が峠の先、住吉道に出る道がある3分岐を下ります。雪が降ると、その坂になっている道が踏み固められ凍りつきツルツル滑り易い道になります。七曲がりを登るのにアイゼンは必要ない日でも、そこを下るのにはアイゼンやスパイクが必要な時があります。今日もその入り口で何度も滑りかけたのでスパイクを履きました。しかしその他の道では雪が多くあった道でも、踏み固められ凍りついてなかったのでスパイクは必要ありませんでした。実は今、アマゾンの通販でグリベルのスパイダーというスパイクを注文しています。今使っているスパイクも氷結した道でのグリップはとてもよいのですが、靴に固定してるのが1本のベルトだけなので脱げたり、しばってる位置が変わったりするという弱点があります。来週か再来週には届くので手に入れば早速使ってみようと思います。
一軒茶屋の前でおにぎりを食べ少し休みました。
気温はマイナス5度。行動中は汗をかくのでシャツと上着の2枚しか着てません。
体が冷える前に下りようと思い食べ終わるとすぐにスパイクを付け下りました。
登りには必要なくても下りはスパイクがあると楽に下れます。
雨が峠の手前のツルツル坂でガマさん(六甲専門のガッツある有名なガイドさん)に出会いました。白石谷へツアーガイドに行くとのことです。七曲がりの状況を伝え分かれます。その後すぐに昨年雪の中有馬で出会い挨拶を交わした熟年トレールランナーのおじさんに出会いました。そしてまたその少し上でこの前雪の中いっしょに七曲がりを登った背の高いハイカーのおにいさんに会い、情報交換しました。
いつものボッカのおじさんとその奥さん(かな?)とも雨が峠の手前で会ったし、ひとりのハイキングでもさびしくは無いなっと思いました。