2014年8月2日(土)3日(日)
今回はいつもの六甲を離れて四国の剣山にです。
実はボーイスカウトの遠征キャンプに誘われたのです。
四国の剣山は2000メートルに近い山ですが登りやすく、リーダーの方も経験豊富な方なので行くことにしました。
しかし運悪く台風の影響でここら辺も非常に強い雨となりました。
本来行う予定のプログラムを一旦やめ、テントの中で待機することになりました。
雨はいっこうに止む気配はありません。
しかたないので朝早く起きて剣の山頂に向うことにし、今日は早く食事し、もう寝ることにしました。
食事を終え、自分のテントに入ります。
強い雨がテントに打ち付け、大きな音をたてます。遠くで風がうなっています。
暗くなり灯りを消し、横になります。
ときどき回りが明るくなり、しばらくしてゴゴゴッと音がします。
雷です。
今布切れ一枚が寒さや濡れることからボクを守ってくれています。
テントに入る時濡れていたものも乾き出しています。
人間が作り出したこの道具たちに感謝します。山道具ってすごい!!
今回特にすぐに乾燥(雨が続くこの状態では完全には乾かないけど・・・)してくれる衣服に助けてもらいました。
今回は台風なのに強行し、普通では考えられないことだと思いますが、ボクにとってもスカウトの子どもたちにもよい経験になったと思います。
過酷な条件の下にこそ、人と強力すること、楽にものごとを進めるため工夫することがあります。そして失敗すること(今回はマッチを濡らしたことなど)から次の生きるための工夫が生まれます。
まったく山行にならなかったけど、ボクたちは自然と人間の作った道具から多くのことを学ばせてもらったキャンプでした。
車窓からの風景
剣山を下りたところにある大きな滝です。
いったいこの上にどんな大きな川が流れているのかと、ビックリします。
大鳴門橋は有名ですが、まさか小鳴門橋があるとは・・・