2012年6月9日(土)
ぼくの靴の話です。4年ほど前からバスクのブラーという靴を履いてます。山を走るだけではなく、小さな岩に登ったり、濡れた沢の岩の上を歩いたり、時には川の中に入ったりもします。三宮の山屋さんで、そんなことを店員さんに相談しながら選んだ靴です。トレラン用で有名なブランドの靴と履き比べ、店内で岩場に模した小さな坂を踏んだとき、ブラーのグリップの良さを直感し、すぐに決めました。予想はピタリと当たり、グリップ力はもとより、足を包み込むような履きごこち、裸足で地面を踏んでるような微妙な感覚。もうこの靴以外は履けなくなりました。一度インソールを入れるのを忘れて走ったことがありましたが違和感はあったものの今までの靴よりはるかに楽に走れました。
そのブラーも3足目、ブラーSLというマイナーチェンジになって2足目の靴を履いてます。
はじめのブラーは1年半保たせました。次のブラーSLは約1年、そして今履いてるものは今月で8ヶ月です。先週靴を洗っていると左足の靴底が剥がれかけてるのを見つけました。
そこでそろそろ替え時と思い、同じ靴を探しにバスクの代理店のA&Fに注文しに行きました。何故直接代理店に行ったかというとそろそろブラーの製造がストップすると思っていたからです。
予想は残念ながら当たってました。トレラン史上に輝くこのすばらしい靴の25.5cmというサイズはもう普通では手に入らないでしょう。今でもこの靴の生産をストップしたバスクが理解出来ません。といっても仕方ないのでバスクブラーに一番近いマインドベンダーという名の靴の合うサイズのものを注文しました。今日その靴が店に来たと連絡がありました。ドキドキしてます。新しい靴はボクを守ってくれるでしょうか?それはまた次回に・・・