2012年4月22日(日)
来週はカブ隊の「岩山ハイキング』です。このプログラムは人気があり、いつも子ども達は大喜びです。ここ2年はロックガーデン中央陵を登り、鉄塔からA懸に下り、そのままロックガーデンを歩き、万物相まで出ています。
でも今年は寂しいことに新しいスカウトがいまのところ入ってきてません。同じメンバーで同じルートを何度もいくのもおもしろくないかなと思い、少しハードルは高くなりますが荒地山に行くことにしました。
普段よく行く荒地山ですが、子ども達を連れて行くには少し勝手が違うので、下見に行くことにしました。天気は悪いですが、幸い雨や風も予想されていたほどのこともなかったのでいつものようにスピードハイキングの軽装で出ることにしました。
一番の難所は有名な岩梯子から七右衛門倉を越えた所と思ってます。岩梯子は大雑把に考えると2段になっているので、2人の子どもを先頭にし、大人1人がその後ろにつき、足の置く場所などを指示しながら1段目を登った所で子どもを待機させ、同じように後ろから指示を出し2段目を登ろうと思います。
高度感は1段目のほうがありますが、2段目の方が足の置き場が難しいので注意が必要です。背の低い子などはある程度、後ろから体をささえてやらないと登れないかもしれません。
岩梯子を上り、七右衛門倉に向かいます。震災で崩壊し、昔の面影は残っていませんが、狭い穴の中をくぐるのは同じです。次に気をつけないといけないのはここになるでしょう。ここも同じように子ども2人に大人が1人ついて抜けていこうと思います。大人だと穴をくぐるときにザックを取った方がいいと思いますが、子どもだとザックをかついだまま穴を抜けられそうです。穴を抜けたあとすぐに右のほうの斜めになった岩を登らせないといけません。
ここは大人が先に出て、子どもを誘導することにします。
ハイカーを見てると、ここでもよく停滞してます。
虎ロープは登る時には邪魔なだけのような気がします。
左の岩の割れ目から入り、削った足場を登らせます。
ここでも背の低い子どもは大人の補助はいるかもしれません。
ここを登ればあとは普段登っているような道なので大丈夫でしょう。ひとつこの後に腐りかかった梯子がありますが、それは使わず、右にある松の枝をもたせた方がよいかと思います。
下の子どもが小学3年の時にこのルートを登りました。ボクの子どもは背が低い方なので、彼が登れたから今のカブ隊の子ども達も足の置き場はあると思っています。
もう10数年前、7歳くらいの女の子がお父さんといっしょに岩梯子を下りて来たのを見たことがあります。背の低い子どもでもうまく誘導すれば足を置ける場所はありますが、やはり注意が必要な荒地山です。天候などが悪ければ別ルートを考えてます。
この後はなかみ山を通り、横池に行くつもりです。
季節的に池にはもうヒキガエルの子どもたちがいるはずです。
強くなってきた雨のなか、下りを走って横池に行くとやっぱり・・・・・
次のハイキングにはぜひともお父さん方も参加していただきたいと思っています。
安全確保の為もありますが、楽しいですがけっこうハードなルートなのでお父さんと子どもがいっしょにガンバって汗を流して欲しいと思うのです。きっと子どもたちはお父さんカッコいいと思うことでしょう。
そしてハイキングが終わったあとは、きっとまたみんな充実したいい顔をしてることでしょう。
そんなことを考えながら、きつくなって来た雨の八幡谷を駆け下りていきました