2012年2月12日(日)
このごろ地図読みにハマってます。
国土地理院2万5千分の1の地図をスキャナで読み取って、倍のサイズ(1万2千500分の1ですね。)にして山に持って行きます。自分が歩く(走る)ルートを出来るだけ正確に地図に載せようと思ってます。今日は今までルートがあることは知っていたけど行ったことがなかった道や場所を探すことにしました。
ひとつは岩梯子周辺から奥高座へ出る道。
もうひとつはブラックフェイスの場所を探すことです。
奥高座から荒地山に入る道を地図で確認すると、どこから入ったか地図上の位置が分からなくなってしまいました。堰堤からかぞえると今まで考えていた場所よりだいぶ手前になってしまいます。送電線の位置と合わないのでたぶんボクが堰堤を数え間違ってるのでしょう。最後の送電線が通る鉄塔の下で単独行の男の方に尋ねてみました。GPSを持っていろいろ確認しながら歩いてられたのできっと山に詳しい方だと思ったからです。親切にルートを教えていただきやはり堰堤を読み間違えたことが分かりました。
岩梯子の手前、今まであまり気にとめなかったのですが分岐があります。
きっとここが高座谷に出る道だと思いました。
少し下るとだんだん急な岩場になってきました。
下るのが大の苦手のボクはゆっくりゆっくり下りて行きました。
はじめての道は、どんなところに出るか分からない緊張感と不安と楽しさがまじりいつも慎重すぎるぐらい慎重に行きます。
思った通りキャッスルウォールに出てきました。
地図を見てたぶん右の方に出てくると思っていたら左の方に出てきました。
どうもまだ位置関係がつかめてません。地図読みってほんとに難しいです。
キャッスルウォールでは3人の人が岩登りをしてました。
ボクが下りてきたすぐ横の壁は熟練者ならフリーで登れそうです。
もちろんボクは登る気は起こりませんでしたが・・・
邪魔にならないよう写真を撮りブラックフェイスを探すために奥高座滝の上に出るよう進みました。
奥高座滝の上に出て、ここだろうと思っていた谷の奥に進みます。
以前はここにブラックフェイスへの方向を指した手書きの案内板があったような記憶があります。
記憶違いだったのか、場所が違うのかそんなものは無くなんとなく不安ながら坂道をどんどん登って行きました。
しばらく登ると分岐があり右手の道を選びました。奥に進むと大きな1枚岩があります。きっとこれがブラックフェイスだと思いました。
その後、分岐の左手の道に入りどんどん登って行きました。たぶん荒地山となかみ山の鞍部に出ると思ってましたが意外にも荒地山山頂の手前に出てきました。
山地図などを見て机上でだいたいのルート図を描いていたのですが予想とはぜんぜん違うところに出てしまいました。
枝道もいろいろあり迷路みたいな荒地山なのでどこかで間違えたのかもしれないし、キャッスウォールや岩梯子の場所関係が間違っているのか。山地図の位置関係もなんだかおかしいような気もするし・・・
道探しはすごく面白い、奥の深い遊びだと実感しました。ますますハマりそうです。
その後はなかみ山を下りたところの広場でゆっくり休憩し、いつものように雨が峠に出て住吉道を下り、今日のルートを頭に浮かべながら打越峠、八幡谷と走って帰りました。