2011年12月23日(金)

向こうの町
向こうの町

キツい寒波がこの3連休にやってくるとのこと。でも神戸の空は快晴。

たしかに気温は低く、風はきついけど気持ちのよいハイキングができそうです。

今日は地獄谷〜ロックガーデンをハイキングしてて気になってる道を探りにいくことにしました。B懸跡付近、万物相に登る岩の手前の広場の奥に、谷に下れる道があります。確実に地獄谷の奥におりれると思ってました。

奥地獄谷(・・・正式名称ではないと思いますが。)にはロックガーデンに上がれそうな支谷がいくつかあります。その内のひとつ、かなり奥の方ですが一度登ったことがあります。薮を乗り越え岩を越え、ザレザレの斜面を苦労して登るとそこは万物相でした。

だからここを下れば奥地獄谷に出てそこから深江山の神の分岐に出られるだろうと思ってました。下り口にはたしかマーキングか木の印が掛かってたと思います。もしおりて行って、とてもおりれそうになかったらもとの道に登り返すと決めて(単独行なのでいつも無理はしないようにしてます。)知らない道を行くことにしました。

赤テープ
赤テープ

薮を分け下りて行きました。思っていたより楽な道です。

でもそんなに人は入ってないでしょうが・・・

しばらく下ると木に赤いテープが巻いていました。

自分が通ってる道が間違いないことを確認し、さらに下りていきます。

もう着くかなと思いながら歩きますがなかなか見慣れた場所にはでません。

どんどん下り水が流れてるところに出て、もうすぐ谷底が近いかなっと思いました。

枯れ草の天井
枯れ草の天井

小さな滝を下り、さらに水の道をおりて行くとせまい水路に出ました。

水路の上にいっぱいの枯れ枝がかぶさり、トンネルのようになっています。

人がひとりしゃがみながら通れる道です。冬の今はいいけど草が生い茂ってる夏はどんなだったのでしょうか?その奥に地獄谷の本流のような流れが見えます。

トンネルをくぐるとはっきり奥地獄谷が見えました。

やっと着いたのかとホッとしたのもつかの間・・・

手強い2メートル
手強い2メートル

そこに地獄谷が見えてるのに最後の滝が自分では下りれません。その高さは2メートル弱と思います。足がかりになるようなところもありますが濡れた苔がついてます。下は水がたまってどんな状態かわかりません。

もし下が平らな草地や砂地なら2メートルぐらいなら飛び降りれるでしょう。でもたまった水の中には固い石がゴロゴロしてることでしょう。それに冷たい水の中に入り込むのもここまで寒くなるといやです。ここをおりるのはあきらめ、すぐ横の薮を押し分けおりて行きました。

出たところには見覚えのある岩がありました。

予想したよりはだいぶ下流です。でもこれで思った道にでられます。

美しい光り
美しい光り

この後、山の神まで行き、この探索の無事を感謝し、お参りしてから雨が峠に向かいました。

途中雪が降ってきましたが空は晴れてます。冷たい風の中、雲が流れてます。

出会うハイカーも少ないです。

 

今日はあまりに寒いのでゆっくり休憩する気にもなれません。

コンビニで買ったおにぎりの封を開け、歩きながら食べます。

 

雨が峠から住吉道に入りいつものように打越峠から八幡谷に出て家に帰りました。

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