2012年12月2日(日)
朝は晴れ間もありましたが午後には曇り出し、雨が降るかも知れません。
ウインドウブレーカーではなく、今日はカッパを上に着て出かけることにしました。
高座谷から入り、キャッスルウォールの左を登り、荒地山にいくことにしました。先週までの何回か、カブスカウトの集会のためもあり迷いの森のルート図を作っていましたが、今日はその続きで荒地山からプロペラ岩、そして奥高座滝から迷いの森のルートを探ろうと思っています。
寒いのであまりハイカーの姿も無いだろうなっと思ってましたが荒地山は人で賑わっていました。小学の低学年くらいのおねえちゃんと弟を連れたお父さんお母さんハイカー、老若男女バラエティーにとんだ構成の大人数のパーティーなどいろいろな人が岩梯子の周辺に集まっており荒地山の人気の高さを物語っていました。
今日は荒地の岩遊びはせずに山頂に向かいました。黒岩、プロペラ岩に下る道に入り方角を見るとコンパスは南の方を指しています。そのまま道は南に 下っています。黒岩との分岐で黒岩は南西寄り、プロペラ岩は南東よりになっています。プロペラに向かう道はすぐに南になり下って行きます。プロペラの頭に つき、やはり南に下ります。
荒地の頂上からほとんど南に下りて来てます。東の尾根は岩梯子のある一般ルートでしょう。その下の方にブラックフェースがあるはずです。プロペラ岩からまたどんどん南に下りていくとなだらかで開けた斜面に出ます。東に行くとブラックフェイスです。
北の方にはプロペラ岩(と思います)が小さく見えその向こうは荒地山だと思います。
ブラックフェイスの方角からにぎやかな声が聞こえます。
きっとクライミングを楽しんでいるパーティーがいるのでしょう。ここから南の方を見ると大きな岩場が見えます。地図を見るとどうやらキャッスルウォールのようです。その手前に奥高座滝があるのでしょう。ここから見える谷が高座谷でしょう。
南西の方に風吹岩と鉄塔が見えます。(写真には写ってません。)この写真の真ん中に写っているのがキャッスルだと思います。
どんどん南の方へ下りて行き、谷に入りまた下りていくと見慣れたC-4の立て札がありました。奥高座滝の上に出ました。
そのまま北西の尾根に入ります。西の谷では水の流れる音がしています。谷をひとつ越え尾根筋を北西に進むと分岐に出ます。北東に荒地山、西は進入禁止。迷いの森です。ボクは横池に出たかったので西に行く進入禁止の方に行きました。
その道に入ってすぐにご夫婦のハイカーに出会いました。ごろごろ岳から荒地山を越えてこの森に入られたそうです。どうやらコンパスは 持ってられない様子だったので、ハイキング道まで誘導することにしました。南西の風吹岩の方に出ようと思ったので南西寄りの道を行くと五分岐に出ました。 さっきの分岐はもっと南にあると思っていたのでビックリしました。迷いの森のルート探索は本当に楽しいです。
でも馴れてない人がコンパスや地図を持たずに入るととても危険と思います。
横池で今シーズン初の火起こし訓練をしました。
ボクは火起こしが苦手なので時々練習をします。マッチではなくファイヤースターターで火を起こします。去年の画像を残してますが惨憺たるものです。今年はいろいろ考えて少しはマシになりました。以下がその画像です。
枯れ葉と小さな枝、少し大きな枝。この赤いバッグの中に火起こしセットが入ってます。
ユニフレームのネイチャーストーブ、ファイヤースタータ、ノコ、スコップ、火口の麻縄
組み立てるとこんな具合です。
みんな折畳めるので小さく持ち運びできます。
少し詰めすぎたようです。火のついた火口を落とせるスペースが必要だったことに後で気づきました。
長い枝は手で折ったり、ノコで切ったりします。
この枝はなんでしょう。松かな?
なんと・・・燃えはじめてすぐに冷たい雨が降ってきました。せっかく暖かいお茶を入れようと思ったのに・・少しの雨では燃え出した火は消えませんが雨の中で後片付けが面倒になったので火に当たるだけにしました。小さい火ですが手ぐらいは暖められます。
重要なのはあと後片付けです。中途半端な燃えかすを作るといけないのでじっと雨の中我慢します。ほんとはもっと白い灰になるまで燃やさなければならないのですが今日はこれで勘弁して下さい。
スコップで穴を掘り、灰を中に入れ水をかけて埋めました。
土をならし、もとあったようにします。
これで焚き火は終了です。
直火はせずに必ずこの小さな焚き火台コンロを持っていきます。
温度計を見ると摂氏3度。
これから山は冬に向かいます。
冬は冬でまたいろんな楽しみ方があります。
今度はなにをしようか考えながら、誰一人としていない八幡谷の道をいつものように駆け下りて行きました。