2012年5月13日(日)
我がボーイスカウト神戸第33団カブ隊の今年度最後のハイキングは冒険ハイキングです。知らない道を行ったり、わざと迷いやすい場所に入り、そこから脱出したりと毎回趣向を変えてます。
今回はいまだ登ったことのない頂上までの道を行こうと思ってます。
実はボクも一軒茶屋まではよく登りますが、その先の最高峰へは数回しか行ったことがありません。予定としては最高峰で食事休憩をとるので、休める場所を探しに最高峰まで登りました。
さわやかな気候の中、多くのハイカーが登っています。子ども達や山ガール、坂道を走って登ってるカップル、このごろお会いしてなかった顔見知りの方や、同じマンションの山好きのご夫婦にもお会いしました。
地獄谷から入ったのですが、一番大きな滝の前になんだか見慣れない岩があります。周辺に落ちた跡も無く、急にそこに出来た感じです。それとも前からあったのかな?このごろ物忘れがひどくなってるのでそのせいかもしれない・・・・
その次の滝を登ろうとした時、上から小学生(5年か6年生ぐらいの)の子ども達4人が下りてきました。先頭の子どもは馴れた様子で岩を下りてきます。保護者はいない様子なのでこの近辺の子ども達と思います。細かいことは聞きたださず、岩を下りる時に注意するように言い、一番大きな滝を無事下りたのを確認し、前に進みました。
ボクは地獄谷を下りに使ったことはありません。巻道は確認してるので滝を直接下りなくても進めると思いますが、楽しそうに地獄谷を下りている彼らに驚きました。その後、ロックガーデンでボクの後ろから来た女性に4人の小学生のことを聞くと、2人しか見なかったが地獄谷で遊んでるところを見たと教えてくれました。
ボーイスカウトで子ども達と1年2年と過ごすと、彼らの成長ぶりに驚かされます。あんなにひ弱だったのにこんなに強くなったのかと・・・
自然の中にいると、ある程度ほったらかしにした方が、子ども達は生き生きと自分たちで楽しむことを考えます。今日の小学生達もそうなのでしょう。とくにやんちゃそうな感じでもなかったし、普通の、家ではテレビゲームでもしてそうな子ども達でした。自然の中では危険なこともあるし、ほんとに真剣にならないととんでもないケガをします。テレビゲームなんかより、よっぽど面白いことを彼らもきっと見つけるでしょうし、もう見つけてるかもしれない。
こんどはカブ隊の子ども達にどんな冒険を用意しようかと考えながら、このごろ老いを感じて来た体に鞭を打ち、山頂までの道を登っていきました。